ただいまオーストラリアでリロケーションという格安で車をレンタルできるサービスを使って生活中ですが、4/22〜28日まで3台の車に乗り継いで、格安旅成功中です!
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それではその後どうなったでしょう??
今日は現在の進捗情報です!!
このページの目次
メルボルンで高級ホテル泊
はい、そうです。ここへきて次の車を見つけることができず、遂にホテルに泊まってしまいました!
正確にはもう一回きた道を戻れば、乗れないこともなかったのですが、さすがにそれは悲しいのでやめました笑。
最後の車は28日にメルボルンに返却。
メルボルンは来たことのない街だったし、せっかくなら観光してみようということで滞在を決意。
その次ホステルを調べて見たら、アホみたいに高いんですね!
1人一泊2000円以上します。つまり2人で約5000円です。
それならもうちょっとだけ出して、こういう時に限って都合よく表示してくる、セールになってる良いホテルに泊まろうとなりました。
これで2人で1泊6000円ぐらいです。
ここに2泊滞在して30日にチェックアウトしました。
で、その次の予定はどうなってるかというと・・・
31日にアデレードからリロケーションの車をゲットしてます!!
なので30から31にかけてメルボルンからアデレードに移動すれば良いわけです。
このルートは夜行バスも通ってるし、余裕だと確信していました。
イースターホリデイ
そこに思わぬ刺客!
日本でいうお盆とか、ゴールデンウィークみたいな大型連休、イースターホリデイです。
毎年日にちは違うみたいですが、今年は3/30~4/2がそれにあたるらしくバスも電車もレンタカーも何にも空いていません!
30日はハッピーフライデイとか言って、連休の始まり。
完全に私たちにとってはファッキンイースターです笑。
とはいえ、3日ぐらい前までは夜行バスも空いてました。
でもメルボルンからアデレードは綺麗な道なので、できればリロケーションを使って自分たちで運転したいという考えもあり、バス予約の決断が遅れたのです。
リロケーションは前日に新着の車が出ることもありギリギリまでバスの予約を躊躇してたらなくなった・・・自分たちのせいですね笑。
残すは手段は飛行機です。
これだけは絶対に使いたくない!!
国内線の近場なのに1人2万は絶対に払いたくない!
この金額あればアジアから日本に帰れる!
オーストラリアでヒッチハイク
というわけで最終手段ヒッチハイクを決行です!
いつか日本でやってみたいというのはあったけど、決意するまでまで全然嫌でした笑。
不安要素もたくさん・・・。
- この日中にたどり着けるか(全部で約9時間)
- 2人だし荷物大きいし本当に乗せてくれるのか
- 英語話さないといけない
- いろいろ全部不安笑
▲当日の朝までこの顔笑。
でも良い要素もあります!!!
- どの手段よりも安くすむ(ケアンズでの宿代は必要だけど)
- イースターだから車はたくさん走ってるし、みんなハッピーな気分で走ってるはず
- 英語に触れれる
- よく考えたら楽しみかもしれない笑
結局、言い換らえれば良いことかもしれないってなりました!!
しかもやったことのある事を毎日繰り返しやってつまらない人生を送るより、やった事ない事やった方が楽しく死ねるね、という訳わからない結論にたどり着き前日の夜に決意しました笑。
そうなればスケッチブックとペンを買って、準備万端です。
▲そして救いはゴロウがヒッチハイクで日本を縦断しているという事。
頼りになる!!
ヒッチハイクのコツ
ゴロウにヒッチハイクの知識を活かし、アデレード行きの車が多く通りそうな道までホテルから電車に乗って移動。
- ガソリンスタンドの近く
- スピードが出過ぎない場所
- 泊まれる場所がある場所
こいうのが大事らしい!
あとはメルボルンから「アデレード」って出しても、9時間もあるから無理だよ!?ってなっちゃうので「WEST」って方角を出すのもコツらしい。
手を動かしてアピールすることもポイントみたいです。
メルボルンからアデレードのヒッチハイクルート
ここからは私たちの思い出に少しだけお付き合いください!
最終的に6台の車と電車を乗り継いでアデレードまで到着!
朝10時ぐらいに1台目に乗って、夜10時にはアデレードの宿に着きました。
連休で帰省する人が多く、途中の小さな町で降ろしてくれることが多かったので思ってたよりたくさんの車に乗らせていただきました。
終わってみれば、ハッピーイースターって感じです!!
感謝でしかない!!
1台目:メルボルン→フットスクレー
最初はこちらの女性、わざわざ反対車線から声かけてくれました。
「アデレードまで乗せてってあげたいけどごめんね」とか言ってくれる、超絶イケイケのおばちゃん!
そして最初はフリーハイウェイ近くのガソスタまで乗せてくれたんだけど、この辺は中心地で南に行く人も北に行く人もいるから、電車で次の町まで行ってヒッチハイクすると良いよと教えてくれました!
というわけで駅まで送ってもらいバイバイ!
電車:フットスクレー→バララット
おばちゃんが教えてくれた隣町バララットまで電車で1時間ほど。
ちょっと予定と違ったけど、こーゆーのも悪くない!
2台目:バララット駅→バララットの高速沿い
お次はイカした車に乗ったおじ様。
オーストラリアにはフリーハイウェイが通ってるので、その通りまで送ってくれました!
このおじさんの英語は50単語のうち1単語聞き取れるぐらいで苦戦笑。
おじさんごめんね。
3台目:バララット→ストーエル
ハイウェイ沿いはマジで何もないので、ヒヤヒャしてたけど止まってくれた。
バララット大学に通う23歳のウィリー。
地元まで帰省する途中に乗せてくれました。
彼とは知的な会話多めで、アボリジニーについてとか、お金ありすぎてもハッピーじゃない話とか。
途中のこの街は中国人が作ったんだよって教えてくれたりして、勉強になるドライブだった!
4台目:ストーエル→ホーシャム
ここでアデレードまで半分ぐらい。
メルボルンに住んでて、旦那の実家のファームまでいくというシェリー。
あと超可愛い犬2匹、犬の毛がすごいことになったけど人懐っこいワンちゃん!!
旦那さんはバイクで向かってるため、旦那さんの荷物も車に積まれててすごい量の荷物だったのに止まってくれた。
しかも初めて人を乗せるって言ってて、まじで感謝ー!
5台目:ホーシャム→ボーダータウン
なかなかファンキーな夫婦。
クラブ並みのボリュームでエミネムと、ちょっと昔ディスコで流れてたような音楽がかかる笑。
平気で140キロ出して、追い越す時のマリー(奥さん)の挑発がうけた笑。
当たり前に乗りなよ!って言ってくれて、帰りにはセーフトリップをって言って白い羽をくれた最高の夫婦だった。
6台目:ボーダータウン→アデレード
ゴリゴリの黒人3人組、元々はスーダン出身でテンション高め。
このうちイーマン(左)とロック(真ん中下)はDJもやってて、とりあえず車内の選曲がずーっとゴリゴリのヒップホップで最高すぎた。
途中モリー(右)がスピード違反で捕まる。
みんなはメルボルンに住んでるんだけど、モリーは今ゼロポイントで、メルボルンで捕まれば免停。でもアデレードで捕まったから400ドルの罰金。
4日働けばチャラだね、ここで捕まってラッキーだよ!というテンション。
何にも落ち込んじゃいない笑。
後ろに座ってたロックとよく話したけど、とりあえずアニメ好き!!DJやりつつオタク!!アニメはマイライフだと言っていた笑。
そんで仕事は超退屈、週末やってるDJはスーパーイージー、お金ゲットするのもイージー、ボタン1個押せば終わるって言ってた笑。
ロックは酒しか飲まないらしく私たちにも冷えたお酒をくれたり、帰りにイーマンが自分のCDプレゼントしてくれたり、最高なドライブでヒッチハイクは幕を閉じました。
まとめ
リロケーションだけでオーストラリアを生活するってのは終わっちゃったけど、それよりもっと楽しいことが経験できたので結果オーライです。
あんなに苦しめられたイースターも、今となればハッピーイースター!
日本でヒッチハイクしてる人いたら乗せてあげようと思いましたとさ!
次はアデレードからダーウィンまで3000キロを爆走です。
車生活はまだまだ続く・・・。
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