急用ができたので急遽帰国となったわけですが、タイミング悪くバリの火山が噴火しました!
23時の便で帰ろうと思ってたのですが、その日の午後5時に噴火したらしい。
なんということ・・・。
職場に電話かけまくってる人もいれば、呑気な学生も。
私たちはバリから成田までエアアジアで取ってましたが、こちらはキャンセル。
でもガルーダインドネシアは飛んでました。
LCCとFSC(フルサービスキャリア)にそのへんの違いがあるのか謎ですが、明らかに他の所へ飛ぶ便もLCCは欠航が多かったです。
今日は私たちと同じように、バリの噴火でないにしろ、非常事態に直面した方々の参考に少しでもなればと思い記事を書かせていただきます。
アグン山が噴火した日の流れ
まず初めにこの日の流れを記載しておきます。
持っていたチケットは28日22:50発の成田行き。
・28日 17:00 アグン山噴火
・28日 18:30 エアアジアから欠航になるかもしれないというメール受信
(この時初めて噴火を知る)
・28日 20:00 状況がよくわからなかったので一度空港へ
ここで欠航確定を知る。
29日 00:55発の成田行きにチケットを振り返る。
この日はこんな感じに、空港で手続きを済ませ今まで泊まっていた家に帰宅。
もしホテルならここでホテルを探すという作業も必要だから、今回は手間が1つ省けました。
空港に行くというポイント
正直ほぼほぼ欠航になることは、家を出る前からわかっていました。
でもよくわからなかったし、不安だったので空港へ行きました。
結果は予想通りの欠航だし、便の振替などもネットでできるようになっていたので、行く必要はなかったように思いますが、それでも状況を知れたから行ってよかった。
今回で言うと、自分たちが取っていたエアアジアはどこへ行くのも全て欠航。もちろん到着も。
でもガルーダ航空は同じ成田行きでも飛んでる!
▲オシャレに悲しいお知らせしてきます笑。
ふむふむと思いました。
私たちには無理でしたが、この時ガルーダのチケットを空港で買ってる人もいました。
エアアジアが1人2万ちょっとだったのに対し、この時のガルーダは7万とか10万とかなにやら・・・。
昔の私なら仕事第一だったので、絶対買ってるでしょうね。恐ろしい・・・。
今回は30日の夜に岐阜で予定があったので、30日の午前中に成田に着いていれば十分。
28夜便から29夜便へ1日ずらしてもまだ間に合うのは、ラッキーでした!
翌日すべきこと
ずばり、せっかく伸びた1日を楽しみながら情報収集するです!
せっかうだから楽しまないと損です。
でも本当に振替えた29日発の便は飛ぶのでしょうか?
空港で振替えた時、カウンターのお兄さんも翌日飛ぶかはまだわからないと言ってました。
そりゃ当然ですね、噴火がいつまで続くかなんて誰にもわかりませんから。
▲エアアジアのお兄さん!
なので他の便をスカイスキャナーで色々検索しました。
(※スカイスキャナーは飛行機検索アプリ)
空港でガルーダの方が飛ぶ確率が高いのもわかってたし、ガルーダのサイトでも調べました。
でも、空港が閉鎖(29日の1:00〜14:30まで閉鎖)してるからか、同じようなことを考えてる人が多いからか、夕方まではガルーダ航空の支払い画面までいくけど決済させることができません。
諦めて私たちは最後のバリを楽しんではいましたが、事あるごとにスカイスキャナーを見たり、各サイトをチェックしてました。
空港に行く1時間前にもう一度スカイスキャナーを見てると、大阪の行きのガルーダが1人28000円ぐらいで見つかりました。しかも支払いもちゃんとできそうです。
この時点ではエアアジアが飛ぶかまだ不明で、もし飛んだら片方のチケットを無駄にする事になります。でもエアアジアが飛ばなければ全額返金できるので、ガルーダで無事帰れると言うわけです。
エアアジアの結果が決まってからガルーダを取っても良かったのですが、そうなってからでは同じことを考えてる人もいるだろうし、間に合わないと思ったので、ガルーダ航空で00:40発大阪行きを買いました。
(これは私たちが名古屋だったので、大阪でも成田でもいけるのはラッキーでしたね。)
そしたらその30分後、エアアジアからメールが来て30日の朝9:00に振り替えとなり、全額返金可能になりました。
イエーイ!思わずハイタッチ笑。
・29日 14:30 空港閉鎖解除
・29日 夕方まで ガルーダ航空のチケット購入不可
・29日 19:00 ガルーダ航空大阪行きを購入(この時点ではチケット無駄にするかも)
・29日 19:30 エアアジアから便振替のメール→全額返金
9:00の便では夜の予定に間に合わないのでイエーイです。
ガルーダのチケットを持ってる私たちは余裕の表情で空港入りできました。
そして嘘みたいにスムーズにチェックイン。
向かいのエアアジアカウンターでは、前日同様に長蛇の列ができてました。
▲こちらがエアアジアカウンター!
この時点でガルーダの飛行機がいくらだったかは見てませんが、もしかしたら跳ね上がってたかもしれませんね。
LCCとFSCの違い
こういう時ってなにが正確な情報なのか意外にわからないものです。
エアアジアのホームページで言うこと、日本語のニュース、空港のホームページ、情報源はたくさんあるのですが、だからこそどれが正しいのか結構惑わされます。
今回も19:00までの空港閉鎖だと思ってたら、実は14:30にはオープンしてたみたいだし。
そんな時、エアアジア(LCC)とガルーダ航空(FSC)では情報のスピードや、正確性にも差が出ます。
今時、緊急事態の情報をツイッターなどのSNSで教えてくれるんですが、エアアジアはこんな時でも宣伝ばかり笑。
なんともさすがかよ、と思いました笑。
それに比べてガルーダインドネシアは随時正確な情報を発信してくれる。
これにはとても助かりました。
あとは緊急事態の時に欠航になる確率。
この理由はよくわかりませんが、上にも書いたようにLCCは欠航になってる確率が高かったように思います。
こんな視点でLCCとFSCを比較したことはありませんでしたが、緊急事態の時にこそ差は出るもんだなと実感。
ちなみに久しぶりに乗るFSCは快適そのもの。
飲み物さえないLCCに比べご飯はついてるは、極上のブランケットついてるは、何よりモニターついてる笑。
楽しいひと時が夜中便だったことが少し残念でした。
まとめ
結果的に予定に間に合ったので、いい経験ができたと思ってます。
・よくわからなければ空港に行く
・スカイスキャナーを使って他の航空会社、他のルートも調べる
・各サイトやSNSを使って情報収集をし、アンテナを張っておく
皆さんが同じような状況に直面した場合に、ほんの少しでも参考になってれば嬉しいです。
こんな事に巻き込まれないのが一番ですが!
ちなみに今回のようなケースで宿泊費や食費をカバーしてくれる保険は存在しない笑。
台風ならオッケーだけど、地震や噴火はNGみたいです。
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それでは安全で素敵な旅をー!!
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