せっかくドローンを買ったならのなら海外でドローンを飛ばしてみたいと思うあなた!
日本同様、海外でもドローンの規制は年々厳しくなっています。
そこで今回は世界でも規制の厳しいタイでドローンの保険に加入するにはどうしたらよいかをお伝えしていきます。
例えば、
・海外での保険取得とか何となく難しそう。
・申請はどこでやればいいの?
・何が必要なの?
こんなことでお困りの方、英語も片言なゴロウでも保険に加入することができましたので、ご安心を!
ちなみに、タイでドローンを飛ばすためには今回のドローン保険以外に①CAATライセンスの取得と、②NBTCでの許可を得る必要があります。
この2つは追って記載していきたいと思いますので、少々お待ちください。
それではタイでのドローン保険の取り方ご説明します。
このページの目次
①ドローン保険を提供する会社はDrone Thai Insurance 一択で決まり!
現在タイでドローンの保険に加入できる会社はDrone Thai Serviceのみとのこと。保険の商品自体はDrone Thai InsuranceとMittare Insurance というタイの保険会社が共同で作ったそうです。
これから飛ばす人が増えてくれば保険会社も増えて行くかもしれませんね。
僕が伺った時は女性が対応してくれました。(女性は英語は少し話せる程度)
僕はもちろんタイ語も話せませんし、英語も片言程度しか喋れませんが、電話で英語がきちんと喋れる方とお話ししながらサポートしてくれましたので、書類も無事に書けました。
すごく親身に対応してくれましたので、英語が苦手な方でもジェスチャーや英単語を見せながらでもやり取りは可能だと思います。
Drone Thai ServiceのURLはこちら。
タイ語で全然わからないですが確認がてら、見ておくことをお勧めします。
②ドローン保険の内容はどんなのがあるの?
ドローンの保険は5種類あります。(A、B、B Plus、C、C Plusです。)
どれにしたら迷ってしまいそうですが、次の2点で考えると決めやすいと思います。
1.機体の重さが2kg以内か。(2kg以内の方はA、B、B Plusの3種類から。)
2.自分のドローンの損傷保証をつけるか。(Aは機体保証がありません。)
大きくこの2点で決めるのが良いかと思います。
1.Aプラン
とにかく安く抑えたいって人はAプランで決まり! 機体の損害補償はありません!
保険料 :年間3,000バーツ(約10,400円)
保険対象:1事故につき対人、対物ともに100万バーツ(約350万円)までを保証
対象機種:機体総重量が2kg以内のドローン(MavicやPhantom、Dobbyなど)
2.Bプラン
僕の一押しはBプラン!
対人対物だけでなく機体保証もつくバランスの良いタイプ。これで高価なドローンも安心して飛ばせますね!
保険料 :年間4,570バーツ(約15,800円)
保険対象:1事故につき対人、対物ともに100万バーツ(約350万円)までを保証
自身のドローン機体が損傷した場合、購入金額の50%が保証されます。
対象機種:機体総重量が2kg以内のドローン(MavicやPhantom、Dobbyなど)
3.B Plus プラン
2kg以内のドローンでとにかく保証をしっかりつけたい方はB Plusプランを!
保険料 :年間5,430バーツ(約18,800円)
保険対象:1事故につき対人、対物ともに150万バーツ(約520万円)までを保証
自身のドローン機体が損傷した場合、購入金額の50%が保証されます。
対象機種:機体総重量が2kg以内のドローン(MavicやPhantom、Dobbyなど)
4.Cプラン
2kgを越える本格的ドローンを扱う方で、それなりの保証を求める方用ですね。
保険料 :年間6,440バーツ(約22,000円)
保険対象:1事故につき対人、対物ともに100万バーツ(約350万円)までを保証
自身のドローン機体が損傷した場合、購入金額の50%が保証されます。
対象機種:機体総重量が2kg以上25kg以下のドローン
5.C Plus プラン
2kgを越える本格的ドローンを扱う方で、しっかりとした保証を求める方用ですね。
保険料 :年間7,230バーツ(約25,000円)
保険対象:1事故につき対人、対物ともに150万バーツ(約520万円)までを保証
自身のドローン機体が損傷した場合、購入金額の50%が保証されます。
対象機種:機体総重量が2kg以上25kg以下のドローン
③ドローン保険申し込みで準備するものは7つ
さて、お次は大事な準備するものです。7つ必要です。
- パスポート原本(コピーではダメな可能性もあるので原本が良いです。)
- ドローン本体(バッテリー、プロペラ含む)
- ドローン本体の写真(7枚)
- 保証書の原本(シリアルナンバー)
- 購入時のレシート
- 自分が飛ばしている証拠映像
- 保険料(現金のみ)ATMは近くにありました。
※補足 顔写真、ワランティカードなどは提出がなかったです。
それでは1つづつ紹介していきます。
1. パスポート原本
コピーではダメな可能性もあるので原本が良いです。
自分以外の操縦士の登録をする場合もパスポートの提出を求められました。
(もしかしたらコピーでもいけるかもしれませんが保証はできません。)
2. ドローン本体(バッテリー、プロペラ含む)
僕はMAVIC PROを持っていきました。予備のバッテリーやプロペラの提示は求められませんでした。
3. ドローン本体の写真(7枚)
事前に撮影してから行くことをお勧めします。
(前方、後方、右、左、真上、真下、シリアルナンバーの拡大)7枚提示を求められました。
当日オフィスのE-mail宛に7枚の写真を送りました。
4. 保証書の原本(シリアルナンバー)
シリアルナンバーがあることをご存知ですか?
上のピンクで囲った所がシリアルナンバーです。MAVIC PROの場合、箱の外と、機体のバッテリーの収納スペースにも記載してあります。
このシリアルナンバーはメモでなく、シリアルナンバーが記載してある原本お持ちください。僕はこの納品書でOKでした。
5. 購入時のレシート
上であげた④の納品書でOKでした。ここに載っている金額で機体が損傷した場合の補償額が決まってきます。
6. 自分が飛ばしている証拠映像
申請する本人がドローンを操縦して、上空にあげている証拠映像を求められました。
僕はYOU TUBEにあげている自分の動画を見せたらOKでした。
ドローンのカメラから撮影した映像でなく、ドローンを操縦している自分の映像というところが大事なポイントです。
こちらは用意していなくて当日焦ったので、皆さんはぜひ用意していってください。
7. 保険料(現金のみ)
各保険コースに従った保険料を当日支払います。もし、現金がないって方はATMは近くにありました のでご安心を!
※補足
顔写真、ワランティカードが必要と書いてある情報も拝見したのですが、僕は提出しなくてすみました。
④オフィスで書類を書く
英語で書いてある紙をくれましたが、わからなかった。。。w
だけど、丁寧に対応してくれたので無事に書くことができましたよ。
こんな感じの書類を書きます。見本を参考にしてみてください。
⑤メール受信後、再度書類を受け取る
2.3日すると自分のメールアドレスにこのようなメールが届きます。そのなかにデータが添付されています。
重要書類は、タイに住んでいる方には自分の住所に2週間ぐらいで送ってくれます。
タイに自分の住所がない人は後日オフィスに取りに行くことになっています。僕は4週間後に取りに行くことにしました。(年末年始を挟んでいるので少し時間がかかるのかもしれません。)
これでドローン保険の取得の流れは以上です。
Drone Thai Serviceの場所
中心地からは少し離れた場所にあります
この建物の間の道を100mぐらい進むとあります。
この道を歩いていくと、角にある右側の建物がDrone Thai Serviceです。
少しわかりづらいですが、ここが会社です。お昼時間にいきましたが、中から出てきてくれて開けてくれました。
中にはDJIのポスターが貼ってあって、すぐにここだとわかりますよ。
住所 :75 Soi Borommaratchachonnani 39, Khwaeng Taling Chan, Khet Taling Chan, Krung Thep Maha Nakhon 10170
電話番号:02 433 5044
営業時間:(平日)8:30〜17:00 (土曜)8:30〜12:00 ※日曜定休
手段は4つ。便利はUBER。安さならバス。
- UBER
便利なのはUBER。UBERとは自分がいる場所まで迎えにきてくれるサービス。しかも、アプリで予約し、目的地まで連れていってくれます。支払いがアプリ内でのクレジッとカード払いでできるのでタクシーよりも安くて便利です。 - タクシー
安心安全ならタクシーです。料金が少し高くつきますが、日本よりは安いです。 - トゥクトゥク
取得ついでに観光気分を味わいたいならやっぱりトゥクトゥク。バスよりはちょっと値段が高くつきます。 - バス
一番安いのはこれでしょう。最近はGoogle Mapがすごく便利になってきているので、
バスで移動してみるのもお勧めです。どこのバス停から何番のバスに乗ればいいかなどとても詳しく教えてくれます。僕はタイのカオサンストリート周辺から、1人13バーツでした。
いかがでしたでしょうか?
これであなたもタイでのドローン保険取得がバッッチリだと思います。
わからないことなどありましたら、コメントください。
僕のわかる範囲内でしたらお答えします。
すごく優しい方でしたので安心して行ってみてください。
お水までくれましたよ。
それではまた!ゴロウでした!
ちなみに僕が使っているドローンはこれです。
>>MAVIC PRO・Parrot SWINGの比較とドローン2台持ちをすすめるよ!
はじめまして タイでドローンを飛ばしたくて検索しました こちらの保険は現地でとれるのですか?日本からメールなどでも申請できるのでしょうか? お手数ですみません
コメントありがとうございます!
はい、この保険は現地の会社でとることができます。
日本からでもできるのかは正直わからないんです。
お役に立てずすみません。
原本の書類の受け取りなどがあるので、それが大変かもしれませんね!
また、保険とは別に許可を得る必要があります。
そして、僕は1年近く経ちましたが、結局許可を受け取ることができませんでした。
この1年でも許可の形が変わったようで、しかも、僕はタイに住んでいるわけではないので、スムーズにできていません。
来月にもう一度タイに行く予定があるので、その時に聞いてみようと思っています。
つたない英語なので、全部を理解できないのですが、何かわかったことがあればまた記事に書くと思います。
はっきりとしたことがお伝えできず申し訳ないですが、少しでも参考になれば幸いです。