マックで失禁?ニューヨークのど真ん中で起きた3ドルの奇跡

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ゴロウ
どうも!トイレが割と近めなゴロウ(@havefun_goro)です!

今日は、ちょっとお恥ずかしいタイトルなんですが、アメリカのニューヨークで起きた事件について書いてみたいと思います。

トイレが割と近めな方たちに共感してもらえたら嬉しいです。

それはニューヨークのど真ん中で起きた

7月4日独立記念日のアメリカ。

僕たちは年越しのカウントダウンで有名なニューヨークのタイムズスクエアに行った。

独立記念日ということもあって、結構な人ごみ。

そんな中、急に腹痛が。。。

やばい感じだぞ、これ。

そう思った僕は、とりあえず周りを見渡しトイレを探してみる。

アメリカに行った方は知っていると思いますが、日本のようにトイレが簡単に見つからないんです。

コンビニに無料でトイレなんてなく、買い物をしたらそのレシートにパスワードが書いてあって、それでトイレを使うというシステムが基本。

なので、歩いて5分でいけるそんな距離に気軽なトイレがないわけです。

決戦はマクドナルドで行われる

運良く、何店舗かお店は見つかった中から一番近くにあったマクドナルドのトイレに決定!

ここはありがたいことに、無料で誰でも使えるようになっていたからだけど、そんな理由もあって長蛇の列。

しかも、今日は独立記念日。

20人以上の人が並んでいる。

下手に動くより、ここで待った方が良いと踏んだ僕は列に並ぶことにした。

10分待って5人ほど進む。

ってことは、4倍の人数いるから、ざっくりあと40分。

保てるか?自分?

お腹がゆるくない人にはわからないかもしれないが、僕のお腹はもうすでに限界を迎えていた。
プルプルしながら考える。

多分無理だ。待てないぞ、これ。

でももうちょっと頑張ろう。

 

残り10人。イケないことを考える

20分経過。残り10人ほどになる。

もう僕の顔は完全に逝ってしまっている。
あまりのやばさから、店内のちらかったゴミに紛れて、してしまおうと考えたくらいだ。

でも、そんなことしたら連行される。
いかんいかん。

そんな中、子供を連れた父親が並び、子供だからしょうがないよねという顔をしながら、何食わぬ顔で、トイレに入っていく。

マジで、ぶん殴ってしまいたい。
子供が一緒だからとかそーゆーのじゃなく、トイレの列は全人類平等だ。

でも、ぶん殴ってしまいたい。。

いかんいかん、それはイケないことだ。

 

子供になりたい。子連れの親になりたい。

しかし、無理なこと考えても気持ちがお腹に影響してしまう。

必死の思いでなんとか30分経過。

残り5人。神様が現れる。

あと5人。

ここまでよく頑張った、ゴロウ。
ほんとーによく頑張った。

でももう無理だ。出してしまいたい。
周りにどう思われようが関係ない。

もう、出してしまおう。

そんな時、右後ろのポケットから1ドル紙幣が3枚出てきた。

ここで神からのお告げが入る。

 

ゴロウよ。

ここは自由の国アメリカじゃ。
さっきのスーパーでホームレスの男がドアマンをやっていたのを見たじゃろ?

ここアメリカは何かをすればお金がもらえるし、逆にお金を払えばたいていのことはしてもらえるぞよ。

ほーほっほっ。

 

そう言って神様はどっかへ行ってしまった。

 

 

そうか、ここアメリカではお金でいろんなことが解決できるのかもしれない。

よし、この3ドルを使って列を譲ってもらおう。
もう、それしか方法はない!

そう決断した僕は、前にいた男性の肩をたたき、1ドル紙幣を差し出した。

 

奇跡は自分で起こすもの。

「これあげるんで、列入れてください。」

精神状態もいっぱいいっぱいなので英語も出てこず、気持ちだけ顔いっぱいに表現して、

必死の形相で『プリーズ』とだけ伝えた。

そしたら、「おっおぅ。」とやばさを感じ取ってくれた白人男性が列を譲ってくれた。

これは行けるぞ!

もうひと叩き、1ドル紙幣を差し出しながら『プリーズ』。

「おっおぅ。」

さすがの巨体のアメリカ人もこんな必死な形相をしたアジア人には、敵わないようだ。

 

あと、3人。。。。残るは1ドル。

僕は最後のと1ドル紙幣を頼みにもうひと叩きする。

 

すると、そこで奇跡が起きる!

 

異様な雰囲気の存在を感じ取った列にならんでいる前3人が、振り返って僕を見やいなや、

「GO!GO!GO!」

と両手で僕をトイレの方へ招く!

そのまま、奇跡の3人抜き!

後ろに並んでいた人たちもこの様子を見て、僕の必死のラストランを応援するかのように、20人の列が一体となってGO!GO!コールをしてくれている。

僕はマラソンのゴールテープをグリコのポーズをしながら、無事トイレにたどり着き、5分後、貧血気味になりながらもなんとか用を足すことができた。

僕はアメリカのニューヨークに本当に感謝している。あの時、出そうとした瞬間に現れてくれた神様と3ドルに感謝している。

これがアメリカで起きた3ドルの奇跡です。

こんなしょーもない話を最後まで読んでいただきありがとうございました!

みなさん、くれぐれもトイレは早めに。

いざという時の1ドル紙幣も忘れずに。

ゴロウでした!

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