タイトル見て「いや、ないよ」と思ったでしょうね。
ほとんどの方がそうだと思います。
なんなら、私も、「飛行機を乗り過ごすとかあり得ないでしょ?!」
そう思ってました。
しかし、やってしまいました。
今日はその時の日記です。
2016,7,1
いよいよNYだぜ!!
日本から友達がこの日に合わせて、弾丸でNYに遊びに来てくれる!
久しぶりの再会!
楽しみ!
イエーーーーーイ!!!!!!!
という日にマドリッドからニューヨーク行きの飛行機を、乗り過ご過ごした笑。
いや、『笑。』とかやったものの、リアルに笑えなかった。
友達の滞在期間は丸二日間もないのに、
わざわざ私達に合わせて来てくれているのに、
どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう。どうしよう×100。
理由は時間の勘違い。
12時を2時だと思っちゃってるやつ。
仕事してた時も、同じような時間の勘違いする人結構いたけど、まさにそれ。
何故よりによってこのタイミングでそんな事になったのか、泣きたかった。
そもそも事に気付いたのは空港に向かう電車の中、
ターミナルを確認しようと、チケットをチェックした時に発覚!!
でも一応早目に着くようにしてるし、空港に着いてから急げば間に合うんじゃ?
とは言っても誤差は二時間もある。
でも諦めたら試合終了。
こんな時も安西先生は、私達を奮い立たせてくれる。
でもこれまたよりによって、マドリッドの空港はクソがつくほど大きい!
ターミナルが駅になっているぐらい大きい空港ということ。
そんでもって、運悪く出発ターミナルの駅は1番離れていた。
もはや、そうではなかったかもしれないけど、時間の間違いに気付いてからは
とにかく空港が遠くて、1番離れていたような気がした。
ターミナルの駅に到着後、ゴロウが私のバックパックを持ってくれて、彼の荷物の合計は
30キロ弱になったであろう。
私は小さいリュックを二つもって、2人で爆走!!
まぁ広い、まぁ遠い、空港で迷うなんて事あんまりないけど、カウンターがわからない。
そうかなーと思う所に行くと、あっちのカウンターだね。
あっちのカウンターに行くとそっちのカウンターだね。
そっちのカウンターに行くと、またあっちのカウンターと言われる。
あっちのカウンターで最終「時間だめじゃん!一応確認してみるね。」
「もう無理ね。」
たらい回しにされた挙げ句タイムオーバー。
無情にも時間は過ぎていった。
簡単に言うと、多分だけど、初めから時間が過ぎてて、
チェックインの締め切りが終わっていた為、当然どこのカウンターも違ったというわけです。
まぁ要するに100%私達が悪い笑。
終わった。
死にたい。
時間よ戻れ。
どうする?
新しいチケット取る?
同じ航空会社だと一人10万するね。
死にたい。
LCCで行く?
でも荷物代めちゃめちゃ高いよ。
(LCCでよくある罠)
バックパック捨てて新しいのあっちで買う?
それでも高いよね。
本当に終わった。
▲当時の携帯スクリーンショット。一人20万。
でも友達が来てくれてるから、安い便とかじゃなくて、
どうしても早く着く飛行機に乗りたかったのだ。
友達は「ウケるね、少しならお金出すし」
と男前な対応をしてくれたけど、そんなのできっこない。
とりあえず、乗りすごした航空会社のカウンターに並ぶ。
(イベリア航空)
もしかしたら振り替えてくれるかもしれない、という淡い希望を抱きながら・・・。
謎に50人以上並んでいたと思う。
2時間ぐらい待ったが、その間もひたすらにうなだれは続く。
うなだれながらも、早く行ける安い飛行機を全力で探す。
ようやく順番が回って来た。
「乗り過ごしちゃったんだけど、次の便に変えてもらえる?」
担当のおばさんに話すと、
「日本の会社でチケット取ったならそっちで相談して」
みたいなノリで電話を渡される。
私達のチケットは世界一周航空券で、珍しいチケットなので、航空会社の人も
よくわかっていない場合があるというのは紙に書いてあった。
(これは長蛇の列に並んでいる最中に熟読した)
で、今回の発券をお願いした、世界一周堂さんに電話をかけてみるものの、
時差で営業時間外。
繋がらないとおばさんに言おうとすると、
「私上がりの時間だから。」
おーーーーーい!
嘘じゃん!?てことが起こった。
さすがの海外笑。
電話が30分とかかかったならまだ分かるけど、ものの5分よ。
こっちの人にやってもらって、と隣のおじさんあらわる。
▲表情こそ真剣なものの、耳の上にペン!
口笛とか吹いて、ノリ軽めの陽気なおじさん。
同じ内容をもう一度説明。すると・・・
「トラストミー」
はっきり聞こえた。
普段ほぼわからない英語が鮮明にわかった!
「私を信じろ。」
その瞬間陽気なおじさんは神様に変わった。
パソコンでなにやらカチャカチャやってくれている。
2人でまじで?いけんの?え?
みたいな会話を永遠繰り返す。
途中、「旦那さんのゴロウ、エスタ取れてないよ」とか笑えないパンチを食わして来た。
エスタというのはビザ。
これがなければアメリカに入国する事はできない。
エスタとかやったの全部私だし、だとしたら再び死にたい。
と思ってたけど、これはおじさんの単なる入力ミス。
1個間違えてたーみたいなテンションで笑っている。
普通なら笑ってんじゃねーよと思う所だが、
次の便に変更してくれてる雰囲気満載なので、どうでもいい。
そして、遂に手続き完了。
「オッケー」
いけたの?いけてないの?
すっとボーディングパスを出してくれて、
いつもみたいに時間とゲートに丸を打って説明してくれている。
え、まじで?
これって変更してもらえたんだよね?
しかもタダなの?
さすがに心配になってフリーか確認したらフリー。
え、謎。
うちらのミスなのに、タダで変更とかできるの?
泣いた笑。
ホッとしすぎて泣いた笑。
▲そして満面の笑み
神様って人間の形してるんだね・・・。
おばさんが帰ったとき嘘やん!と思ったけど神様に出会えてよかった。
なんでこんな事ができたのか未だに謎。
さすがにこんなのできるはずないと思うけど、なぜかできた。
奇跡意外何ものでもない。
▲無事に乗れた!!!!
ありがとう神様
ありがとう安西先生。(2017.5.10)
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