どうも!タイの商店街で最近は中国人とよく間違われるゴロウ(@havefun_goro)です!
昨日から友達のゆみちゃんが日本に帰国してしまい、ここタイに残されたのはブロガー3人。楽しかった怒涛の観光三昧の日々も終わり、今日からまたブログ三昧の日々が始まりますw
少し前のことですが、タイの田舎で約2週間過ごして感じたことを書いておきたいと思います。すこし長いですが、お付き合い頂ければと思います。
ご飯の大切さを感じた。
プーのお家は、ご飯に関してとても厳しいです。特にお父さんが厳しいらしい。。
何が厳しいのかというと、ご飯の時間にとても厳しいんです。
朝9時ごろに起きて10時頃ファームにいく生活をしてたんだけど、11:30頃になると決まって「ギンカーウ」(ご飯食べるよー!)と声がかかります。
大体の日は、お腹が空いているんだけど、日によってはお腹はあまり空いてない。朝ごはん食べ終わったのが、10時とかだから。
それでも、お昼ご飯の時間はきっちりと守られます。
生活リズムの中で他の時間はあまり気にしないのに、ご飯の時間には厳しい。
ご飯食べるということをすごく大切にしていました。
▲ご飯には厳しいが普段は呑気なお父さんw
僕は昔、ご飯を食べるということをあながちにしてしまっている時期がありました。
夜中まで友達と騒いだ後、帰宅。実家にせっかご飯が用意してあるのに食べないなんてことはざらでした。
これはこれで楽しかったんですが、用意してくれたご飯にきちんと感謝するということ。できれば家族そろってご飯を食べることをもっと大切にするべきだったなと思います。
今となっては本当に必要なモノを見誤っていた気がします。
ご飯の時間にみんなで集まってご飯を食べるということは、昔の自分を思い出させてくれるきっかけになりました。
次に、ご飯に対してかけるお金についても考えさせられました。
プーの家は農家なので、米や野菜や果物まで沢山の食料で溢れています。
それなのに、美味しいと思うもの。身体に良い食べ物。好きな食べ物に関してはお金を躊躇しません。
コレは一緒に買い物行った時に思いました。
服や雑貨はほとんど目もくれず、食べ物ばかり見てます。こう書くと、タダの食いしん坊野郎に聞こえる気もしますがw
「このみかんおいしそうだね。ちょっと見てみようよ!」
「ヨーグルトはドイツ製がコクがあって美味しいんだよ。」
「ヨーグルトはドイツ製がコクがあって美味しいんだよ。」
「コーヒーは、アーモンドミルクで泡立てると美味しいよ。」
など、僕が安く適当に済ませてしまうものにまで徹底的にこだわっていました。
▲愛犬パビーもご飯が大好き
そんなに好きなものばかり食べてたら、お金がなくなっちゃうよとも思うかもしれませんが、必要なものには一切お金を出さないけど、必要なモノにはキチンとお金をかける。
その対象が体をつくるご飯にかけてるというところ。
このお金の使い方は、すごく見習うべき点が多いなと感じました。
いつも大好きな木のことを考え地球に帰すことを考えている。
プーとライナーは、自然が大好き。なので、休日は遊園地とかではなく、植物園とかにもよく連れてってもらいました。
▲ランの植物園。ココとかはまず、自分たちでは選ばないぞっていうほど、かなりマニアックw
そこで欄の作り方の話を聞いたり、音に反応する草を見せてもらったり。木の種類を教えてもらったり。。
▲音に反応する草!すごすぎる!
ライナーは木が好きすぎて、すれ違う木をほぼ全部眺めていました。
「この木はツリーハウスに向いてるよ!」とか、
「この木は見たことないぞ。おもしろい木だね!」とか。
木への愛情が伝わってくる。
そしてそれだけ好きな木に囲まれて大好きなツリーハウスを仕事にしようとしている。
ツリーハウス作るための道具もかなり沢山あった!総額50万ぐらいするらしい。。
2人はただ単に木や自然が好きだっていうだけでなく、地球規模で自然を愛している。そんな壮大な感じです。
コンクリートを指差しては、家を建てる時に使ってるあのコンクリートは、何十年先に建て壊した後、どこへ行くの?
人工的だから、土には帰らないよね。
と土台作りからそのモノの行く末を考えていた。
▲土とお米の殻を混ぜてレンガを作る作業。
買い物に行った時も、レジ袋1つもらわない。このプラスチックがゴミになって、地球が汚れて自然も無くなって行く。
2人の生活には、自然に囲まれていたいという自然への愛情と、このままの人間の生活スタイルでは地球はダメになっちゃう。
だから、私たちは出切る事から守るんだという使命さえも感じました。
これだけで好きなものに囲まれて、しかも自分達のことだけでなく、地球規模で考えれてる2人が単純にカッコいいと思ったし、そんなことお構いなしに生きている自分がすごく情けなくなった。
今すぐにできることもあれば、すぐに真似できないこともあるけど、少しでも地球に優しい自分でいたいと思った。
朝の二杯のコーヒーでゆっくりと過ごす時間
プーとライナーの朝はこだわった朝ごはんから始まります。
さきほど、伝えしたお父さんがご飯にこだわってるように、プー達も朝のコーヒーの時間をすごく大切にしていた。
この時間に2人で今日やることや今後やることをしっかりと話し合っていた。
しかもコーヒー2杯も飲みながらゆっくりと!
僕はこの時間がものすごく大切だと感じた。
一呼吸置くか置かないかで、リラックス度は違ってくるし、
しかもふた呼吸置くことで、体も心もすごく良い状態にまで持っていける。
今日何をやるのかこれから何をして行く必要があるのかをイメージし、それに向かって行く。
僕が毎日せっせと働いていた時は、この時間がなかった。
集中してたからこそ得られるものもあったけど、肝心な、「今からやることは本当に自分がしたいことなのか?やるべきことなのか?」
というおっきな方向性を確かめることがほとんどなかった。
だから、僕は自分のやりたいこともわからないし、「これであってるのか?」とか考えすぎちゃうし、何か将来に対して不安があった。
彼らにはそういったものが一切なく、焦りもなく、いつもリラックスしていた。
そして向かうべき道が常にハッキリとしていた。
死ぬ前にも絶対に後悔しないほどに。
彼らがそこまで考えてこの朝の時間を使っていたかは正直わからないけど、それほど価値のある時間の使い方だと思った。
小手先の自分のやりたいことを焦ってやるのではなくて、本当に自分のやりたいことを大きくじっくりと進めて行く。
彼らはそんな生き方をしているように感じました。
なので自分を冷静に見つめられる朝のゆっくりとした時間って大切ですね。
きっかけをもらえた。
そして、何より僕が思ったのは、彼らからこれだけの大きな価値観と生き方を感じさせてもらるきっかけをもらったこと。
農業体験で、ご飯のありがたさを1から感じさせてもらったこともそうだし、みんなでご飯を囲むこともそう。
自分のやりたいことを地球規模で考えてみんなが幸せになれるように突き進めることもそう。
この全てにおいて、僕は考えさせられるきっかけをもらった。
この「きっかけ」というものがものすごく価値のあるものだとわかった。
僕は彼らの生き方を真似しよう!と思ったし、今書いているブログだって、仕事辞めて旅してブログに人生かけてみようっていうきっかけを何人かの人たちに与えてもらった。
きっかけの大きさが大きければ大きいほど、その後に習得するスキルやテクニックなんてイヤでも付いてくる。
だから、このきっかけを与えてくれた人たちには感謝しきれないし、僕自身も自分の生き方でこれを読んでくれているあなたにもきっかけを与えられる人間になりたいと思った。
簡単に言うと、人をやる気にさせちゃう、スイッチを入れられる人。
コレは口で上手いこと言ったって相手には伝わらない。
自分が本気で追求して心から思って行動していないと相手には響かない。
だから自分も「大きなきっかけ」を与えられる生き方をしたいと思った。
最後に、今僕がこうして最高な日々を送れているきっかけを与えてくれた全ての方達に子の場を借りて感謝を伝えさせていただきます。
今日は、この辺で、それではまた!ゴロウでした!
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