合理性を超える大事なものを思い出した30分の道草旅。ふと感じた3つのこと

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ゴロウ
どうも!最近は登山と心理学にハマっているゴロウ(@havefun_goro)です!

久々に、今思うことを書き留めておきたいと思ったので、日記感覚で書こうと思います。

そんなに役に立つとかの内容ではないので、タイトルが気になった方だけでも読んでもらえれば嬉しいです。

 

合理性の罠にどっぷりハマっていた自分

今回のタイトルにもあるように、昨日ふらっと30分ぐらい愛知県の栄を散歩してました。

本当はコメダで仕事をしようと思ってたんですが、混んでて待ちたくなかったのと、気分的に散策をしてみたくなったので。

 

ほんのちょっと散歩するだけで自分の中で気づくことがありました。

それは、最近の自分は合理性の罠にどっぷりハマってんな〜ってことです。

どういうことかというと、仕事のことばっかりの仕事脳に偏った、「正直つまんないヤツ」になっていたということ。

知らない方も多いと思うので、お伝えしておくと、今の僕はライフコーチとしてコーチングのセッションをしたり、新しい講座を作ったり、それに向けての集客をしたり、そんなことを毎日しています。

自分の大好きなことが仕事になってきているという点ではめっちゃいいことなんですが、仕事を大切にするがあまり、「遊び心」がなくなってたなってことです。

そんな自分に今回の道草旅が「バチコーッン!」と刺激を与えてくれたので、今回の道草旅を振り返りながら、ふと気づいた3つのことをお伝えしていきます。

 

無駄の中に潜む情熱 

土曜の夕方、繁華街の裏道をふらふら〜っと歩いていると、どこからともなく聞こえてくる「ガツーッッン」「ガツーッッン」「パァァーン」という音。

何だろうと思ったその音の正体は、「スケボーの音」でした。

なんとなく気になった僕は、スケボーがある高架下へとことこ近づいてみることに。

 

網のフェンスに囲まれた敷地はどことなくアウェイ感を感じたけども、勇気を出して入ってみることに。。。
(世界一周とかしておきながら、実はけっこうビビリです。)

中に入ってみると、スケボーの板をアスファルトに擦りすける「ザザーッ」っていう音と、

板を地面に激しく打ちつける「ガゴンッッ」という音が耳に絶え間なく入ってきます。

みんな集中して自分の技とひたすら向き合っている

アウェイの雰囲気に圧倒されながらも、見慣れないスケボー集団に目を奪われる。

 

「そこでボーっと突っ立っている兄ちゃん、邪魔だから、どいて!」

そんなことを言われそうなアウトローな雰囲気に呑まれる自分を横目に、スケボーに無我夢中な若者が次々と技を決めていく。

ふと思ったのは、「なんでこんな危ない無意味なことに熱中できんの?」ということ。

 

そんなことを思っている自分に、技をバシっと決めてガッツポーズをする若者と、コケそうになって悔しがる若者の姿が目に入ってくる。

「あぁ、今の自分に足らないのは、こういうスタンスだよな。」

そう思わされた。

 

うまくこなそうとか、世の中の正解にできる限り近づけることに囚われすぎて、

自分のやりたいことやイメージにリスクを恐れず向かっていくことを忘れていたのかもしれません。

効率性と無難さを求めるがあまり、ついつい無意味なことを避け、「情熱と遊び心」を失いかけていた自分に気付かされるきっかけになりました。

 

自ら選んでいるなという選択感

スケボーする若者たちにワクワク感をもらい、気の赴くままにぶらっとまた夜の街をふらつく。

気になったのは、外観が美しいこの店。

あまりのオシャレさに、自動ドアが反応しないのでは?という恐怖が一瞬よぎる (それぐらい入るのに躊躇しました 汗)

 

店員さんに「このお店はいつからあるんですか?」聞いてみると、「10年以上前からここにありますよ」とのこと。

しかも、すぐ裏には神社があり、2階の窓から神社の緑をガラス窓で切り取る空間を作ることに重きを置いて、このお店を建てたそうです。

 

学生時代はファッションが好きで、自分が興味のある服めがけて一直線でした。

だから、建物が気になることなんてあまりなかったし、気になってもわざわざ入るなんてこともしなかったんですよね。

でも、いざ入ってみて、話を聞いてみると、そこには、自分の知らなかった思い入れやストーリーがある。

最近はYouTubeでその人のストーリーを見聞きすることはよくあったけど、出会った人から直接話を聞くことが少ななかったかもしれない。

 

そう思いながら、裏道を入ると、

謎の看板。

電話したら、本当に家政婦が来るんだろうかと気になる。

 

「面白いし、気になるから写真を撮ってみよっかなー」

「けど、こんなん撮ったら変なやつと思われるのでは??」

とためらったけど、流れで撮ってみる。

 

「あー、こういう感覚忘れてたよな」と思いました。

 

心の赴くまま、気になった場所へ行く。

気になったことを率直に聞いてみる。

面白いものを写真に撮ってみる。

 

どれも大して価値なんてないけど、ただ正直に行動することに意味がある。

 

いつものルートを外れ、いつもとは違う選択を、自分で選択しているという感覚。

もしくは、運命的に選ばされているような感覚。

「こーいう旅っぽい感覚忘れたわー!」と思いながら、なんだか嬉しい気持ちになりました。

 

仕事柄、パソコン一つで完結できることばかりなので、ここ最近はカフェと家の往復、たまに行く登山や車中泊というルーティンに収まっている自分に気がつきました。

自分の心に従いながらも、時には、その感覚を疑うその感覚。

忘れないでいたいなと思います。

 

結果以上にプロセスを楽しめる充足感

道草旅が想像以上に楽しくなってしまったので、一旦大通りに出てみました。

周りは、賑やかで光り輝く最先端のお店だらけ。

だけど、全然心が踊らない。。。

なんでだろう。

 

「やっぱり、味のある場所やお店をもっと見てみたい。」

そう思っていると、

 

栄のパルコ前に突如現れたのは、タイムスリップしたかのように、どーんと構える古本屋さん。

完全に怪しさ満点で、これまた入ることに躊躇したけど、流れに身を任せ入ってみる。

中は、古本屋ならではの、あの古くさーい匂いが漂っている。

なんでこんな時代遅れなことを栄の一頭地でやってんだろう。。

めっちゃ気になる。

売り上げより、古本が大好きだからなのか?それとも、実はめっちゃ売り上げあるのか。

真相は結局わからない。

 

ただ、個人的に、この古本屋みたいな、そこにしかない匂いや雰囲気を味わえる場所が残って欲しいなと思いました。

 

今は、欲しい本なら、何でもサクッとアマゾンで翌日届く時代です。

合理的に、早く、安く結果が得られることも大事だけど、

それ以上に、無駄だけど、面白くて、オリジナリティーがあるそんなお店や、時間、自分の人生の使い方をしたいなとこの道草旅を通して気づかされました。

 

今回の道草は時間にすればたったの30分ほど。

 

このちょっとした時間で、タイムスリップしたような。

大袈裟にいうなら、訪れたことのない海外を旅するかのような感覚。

正直、ここは海外でもないし、人にわざわざ伝えるような経験をしたとは到底言えません。

だけど、実際の時間以上に充足感のある時間を感じました。

例えるなら、初めてのデートで感じた緊張感のある時間だったり、3泊4日の海外旅行が1ヶ月ぐらいの濃度を感じたような。

そんな時間の感じ方です。

 

それが今の自分には必要だなと思うし、

合理的な結果を得るのと引き換えに、疲弊する時間を過ごすことよりも、

実際の時間を超えた充足感(今充実してんなーと思う瞬間が続く時間)を感じられる自分になることが幸せの秘訣だと思います。

 

今回は久々に、書くことで、慣れない感じになってしまったかもですが、

その時にしか感じられない感情や気づいたこともちょくちょくアップできればと思います。

それでは、今日はこの辺で。

明日もHAVE FUNしていきましっしょい!

 

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