最近初めて、VPNというものを使ってみました。
VPNってそもそも何って思う方もいると思うので、VPNが何なのか。
VPNを使う意味やメリットについてもお伝えしていければと思います。
今回使ったのはNordVPNというサービスです。
このページの目次
そもそもVPNとは
そもそもVPNって何?って思う方も多いと思うので、簡単に説明すると、VPNとは、Virtual Private Networkの略で、仮想のプライベート専用線を意味します。
反対はプライベートの反対なので、公衆ネットワーク(Public Network)。
公衆のネットワークでは、悪意のある人が個人、企業の大事な情報を盗もうと企んでいる可能性があります。
そこで、あなたが使う回線をプライベートなものにしてくれるのが。このVNPです。
実際の専用線を用意するのは莫大な費用がかかるので、仮想でつくるってわけです。
じゃあどうやって安全性を保つのかって話ですが、持ち運ぶデータに鍵をかけます。(暗号化という)
この暗号化されたデータは専用のカギを使わないと正しく見ることができません。
なので、不正にアクセスをしても暗号化されているので、個人情報の内容がわかることはありませんよっていう仕組みです。
その時に使われるVPNの技術にも色々な種類がある(IPsec,L2TP.SSL-VPN,PPTPなど)そうですが、難しいので、今回は割愛します。
また、無料のVPNサービスもありますが、通信ログを取得している可能性もあり、情報を秘密に保った意味がなくなる可能性もあるので、注意が必要です。
VPNのメリット
テレワークの際や公衆Wi-Fiを使う際に通信の安全性が保てる
今現在のコロナ禍においてはテレワークが頻繁に行われています。
また、海外に行ったときや日本でも公衆Wi-Fiを使うシーンというのは日に日に多くなっています。
そんな時に危険から守ってくれるというのが一番のメリットになります。
海外から日本の動画を視聴できる、日本から海外の動画を視聴できる
これは全ての動画に対して言えるわけではありませんが、海外でしか見れない動画を日本にいながらして観れるというメリットがあります。
逆に海外に滞在しながら、日本の動画を見れるというのも嬉しいポイントですね。
ただ、海外の動画を見る分には色々と制限もあるようなので、確証はできませんのであしからず。
VPNのデメリット
通信速度が遅くなる場合がある
デメリットとして、通信速度が遅くなると言うのがあげられます。
何もなかった状態から、仮想ながらトンネルが出来上がったり、暗号化されたりと多少なりとも障害物が現れます。
なので、多少遅くなる可能性があります。
コストがかさむ
当たり前ですが、有料のサービスを使えば、多少なりともコストがかかります。
そこまで大した額ではありませんが、月で1000円前後です。
アクセスできないコンテンツがあるので注意が必要
VPN経由を使うことで、外国のサイトを見れたりというメリットがあるんですが、同時に、見れなくなるコンテンツやサイトもあるので、注意が必要です。
NordVPNは実際どうなの?
では、今回使ったNordVPNの特徴をお伝えできればと思います。
VPNサーバを経由することで、経由しない場合と比べて通信速度は低下するとお伝えしましたが、
この速度が低下する中では、速度が早い方と評価されているのがNordVPNです。
NordVPNは世界60カ国、5500以上のVPNサーバーを利用することができます。
日本にいるときは日本のサーバーを使い、海外にいるときは近くのサーバーを利用する形になります。
パナマに拠点があるので、個人データを収集する法的義務を課せれていないんです。
一般的にログには、IPアドレスや接続期間、閲覧したウェブサイトの情報、ダウンロードしたファイルなどの個人情報が含まれるんですが、
この情報を取得していないので、セキュリティサービスにおいては安心できる点になります。
1アカウントで6台まで同時に利用可能なので、PC、スマホ、タブレットなど複数のデバイスで通信もできます。
暗号化の技術も他社と比べても非常に高いと評価されているそうです。
NordVPNの料金やサービスの詳細は?
NordVPNの料金はというと、1ヶ月プラン、11.95ドル/月、1年間プラン4.92ドル/月、2年間プラン3.71ドル/月と、長く契約するほどお得になります。
30日保証や、24時間のメールチャットサポートもあります。
支払い方法はクレジットカード、仮想通貨、PayPal、ALIPAYなどで支払うことができます。
NordVPNは『AES-256』と『IKEv2/IPsec』、『ダブルVPN』という暗号化技術を採用しているそうです。
【AES-256(256ビット鍵)とは?】
AES-256とは米国家安全保障局(NSA)により、トップシークレットを含む機密情報の保護に推奨されているもの。スーパーコンピューターでもほぼ解読不可能と言われている暗号規格。
と、正直、理解不能なんですが、優れた規格を使ってくれているようです。
NordVPNを実際に使ってみた感想
初めてのVPNの利用ということもあって、他のサービスとの違いまで語れないのが、残念ですが、なんなく使うことができました。
使用する際に、英語で書かれている場所がほとんどだったので、初めは戸惑いましたが、普通に使う分には問題はなさそうです。
あと、ネットサーフィンをしている際に、時々通信エラーになることがあったことは気になりました。
速さをVPNありとなしでそれぞれ調べてみましたが、なぜかVPNありの方が早かったです。(実際は遅くなると言われてます。)
ちなみに、数値なんですが、こちらがVPNなしでの速度。
続いて、NordVPNありでの速度です。
なぜか、VPNを使った状態の方が速度が速くなるという不可思議な現象が起こりましたが。。。
実際、速くなったと言う印象も遅くなったという印象もなかったです。
ただ、使用感としてはそんなに遅さは感じなかったので、このあたりは問題ないのかなと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
VPN初体験ということで、細かい情報をお伝えできないのは残念なところですが、メリット・デメリットを理解した上で上手に活用していきたいサービスです。
リモートワークでも使えるでしょうし、今後海外で滞在する時が増えれば、もっと有効活用できそうだなと思いました。
また、細かい情報がわかったら、お伝えできればと思います。
それではまた!