みなさんは、スラム街って行ったことありますか?
日本では大阪のあいりん地区というところが有名ですね。
私は行ったことありませんが、靴が片方だけで売られているらしい。
あと世界ではアフリカの最大級スラム、ケニアのキベラスラムも有名ですね。
▲キベラスラム街
キベラスラムにも世界一周中に行かせてもらいましたが、ここはかなりのスラム街でした。
異臭やゴミの量も尋常じゃありませんでした。
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そして今回紹介するのは、ブラジルのリオデジャネイロにある、悪名高きスラム街「ファベーラ」です。
事前情報では、殺しやギャング抗争が日常茶飯事というこの地域。
その為住宅地になっている奥まで入った訳ではありませんが、他のスラム街とは違って観光客がたくさんいます。
今日はそんなファベーラが観光地となっている理由について。
超有名作「Wild Speed Mega Max」はファベーラが舞台になっています。
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スラム街ファベーラとは?
ファベーラというのは、ブラジルのスラム街全般のことをさします。
そのファベーラの中でも、リオデジャネイロにあるファベーラがブラジル最大で(リオに住む人の4分の1の人口がここに住んでいる)、数々の犯罪の大元となっているところらしい。
そもそもスラム街って言葉が日本にいると、あまり馴染みがありませんが、簡単に言うと極貧層が密集して住むエリアのこと。
衛生のえの字もなく、ゴミ捨て場の近くやその中に、無秩序に家が建てられる所も多いとか。
リオのファベーラは決してそんな汚い印象はなかったですが、(そう見えただけだとは思うけど・・・)
丘の上に無計画に建てれた、細い路地を歩く勇気はなかったです。
ファベーラに観光客が集まる理由
ここからが本題です。
ではなぜ、麻薬取引が行われて人殺しがあるようなスラム街に、観光客がいるのでしょう?
そう、答えはフォトジェニックスポットになったからです!
これだけ聞くと意味わかんないですよねw
詳しく説明していきます!!
ファベーラをキャンパスにした二人のオランダ人
何でもフォトジェニックの始まりは、ヒップホップのミュージックビデオを撮影しに行った二人のオランダ人アーティストが、思いつきで「この丘をキャンパスにしよう」と始めたプロジェクトらしい。
丘の上に無造作に建つ家は、未完成のものを多いし、
とにかくネガティブな言葉で表現されるファベーラを変えようと思ったみたい。
▲ファベーラでは凧揚げしてる子が多くて、それをヒントにこの壁画から始まったんだって!
そこから二人の少年に声をかけ、壁画プロジェクトのスタート!
次々と協力してくれる人を増やし、街はどんどんカラフルに!!
それぞれに好きな絵を書かせるのではなく、一つの絵を決めて「みんなでその目標に向かって協力する」ということや、「賃金をもらって最後まで責任を持って働く」ということも教えたかったみたい。
なんて素敵なプロジェクト!
こうして今ではたくさんの人が訪れるようになったそう。
ファベーラの写真
参照:Haas&Hahn(オランダ人アーティストの名前)
丘全体をキャンパスにしたっていう全体像は撮れなかったので、写真かりてますがこんな感じです!!
こんな地域に住みたいと思ってしまうぐらい。
私たちが行ったファベーラはタイルがメインに作られてました!!
▲ファベーラの入り口となる階段はカラフルな赤に!
▲よーく見ると全部タイルなんだけど、一つ一つがめちゃめちゃ可愛くて見入ってしまいました。
▲こんなのとか大好き!w
▲こーゆーのも好きです!
▲少し階段を登ると、ブラジルの国旗が!
まさにフォトジェニック。
ブラジルは危ないと聞いてたので、外で携帯やカメラを出すことはほとんどなく、全く写真がありません。
でもここファベーラはもはや観光地化してて、パシャパシャ撮ってしまいました!
まとめ
どうでしたか?
普通のスラム街とは一風変わったリオのファベーラは。
実際、観光地化を目指して作った訳ではないので、貧困層の生活の一部に面白がって入っていくようなもの。
だからちょっと気がひけるけど、観光客が増えることでお金も回るのかなー?
(わかんないけどお土産やさんとか飲食店もあったし。)
あと、ファベーラに住む壁画プロジェクトに参加した人が、「こうやってたくさんの人が見にきてくれる仕事ができたんだ」って思ってくれるのも狙いだと書いてあったので、そう思うとただのスラム街に行くのとは気持ちが違いますね。
今日は本当に観光地化されてる部分しか紹介してないので、本当はもっともっと危険なとこなんだと思う。
でもいろんな情報見ても、みんながみんな悪い人じゃないみたい。
旅をしてると、事前情報(治安とか危険情報)を持っておくことはすごく大事だけど、あんまり先入観を持ちすぎも良くないんだろうなと思います。
みなさんもリオに行く機会があればぜひ!!
素敵な旅をー!!
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