今日もエジプト旅続きます!
今回は、アブシンベル神殿について。
この神殿は世界遺産第一号で有名な場所で、ここをきっかけに世界遺産が作られるようになったらしい。
ダムの建設により水没してしまうからと、ユネスコが色んな人の協力を得て移動させたんだって。
これが小さなものなら分かるけど、超巨大だからスゴイ!
アブシンベル神殿までの行き方と料金
個人で行くのは恐らく無理で、必ず現地のツアーに申し込む必要があります。
私達は泊まっていたホテルで申し込んで値段は1人13ドルでした。
それとは別に入場料が必要で、学生証を持っていた私達は1人65E.£(約900円)!!
通常は120E.£(約1680円)です。
▲こんなハイエースが迎えに来てくれます。
早朝3時頃にホテルにお迎えが来ます。
理由は午前中じゃないと暑すぎて観光どころではないので、かなり早い時間設定です。
ちなみにこの時間でも、ホテルからランチボックスが支給されます。
というか朝ご飯ですね。
恐らくほとんどの宿で同じサービスがあると思います。
▲可愛いボックス!でも箱の中身とは一致してないw
▲実際の中身はこちら。
そしてバスはいきなりアブシンベルに向かうのではなく、集合場所に向かいます。
するとそこにも似たようなバスや車がたくさん!
何かと思えば皆でキャラバンを組んで、大所帯になって向かうらしいのです。
そして前後にはエジプトポリスの車。
アブシンベルまでの道のりはひたすらの砂漠で、反政府組織にとっては、観光客を狙う絶好のポイントだから、という理由。要するにテロ予防。
途中銃を持ったポリスの関門を何カ所か通過するんだけど、銃に馴染みのない日本人の私には、結構刺激的だった!
▲道中の朝日は感動ものの綺麗さ。
途中綺麗な朝日を見る意外はほとんど寝ていて、着いたのは8時ぐらいでした。
アブシンベル大神殿
着いて裏側はこんな感じ。巨大の岩山がどーんとあるだけ。
どっちでも行けるんかい!?と突っ込んじゃう看板w
回り込むと見えてきました。
▲何じゃこりゃーです!
ヤバいデカいです!
とりあえず凄いの一言!
▲オールラムセス二世のアブシンベル大神殿。
左から、30代、40代、50代、60代の自分を表しているそう。
足下に小さくいるのは子供達。
誰かがラムセス二世の為に建てたのではなく、自分で自分の為に建てたのですw
自己顕示が過ぎる、かなりのナルシストですねw
でも彼は約60年間エジプトを治め、エジプト人にとっては偉大な存在であったに違いありません。
20世紀後半になって、彼のミイラにカビが生えて、それを除去する為にミイラをフランスへ出国させたらしいのですが、その時生きているエジプト人として扱い、パスポートまで存在したそうです。
職業欄は『ファラオ』。
何だか粋ですよねー。
神殿の中は写真撮影が禁止なので、全然写真がありませんが、神殿内の柱も全てラムセス二世です。顔覚えましたw
▲そりゃ携帯も顔認識しちゃいますよねw
▲入り口にある雰囲気有る鍵。
こちら、お気付きの方も多いと思いますが、隣におじさんが立ってて持って写真撮りなよと渡してきます。
そしたら1ドル、チャリーンなので気をつけて下さいね!
アブシンベル小神殿
こちらはラムセス二世が愛する王妃ネフェルタリの為に造らせた小神殿です。
ラムセス二世には50人程の妃がいて、180人程の子供がいたと言われています。
それでもこのネフェルタリのことを特別愛していて、彼女の墓には、彼女に匹敵するものはいないと刻まれているそう。
小神殿と言っても余裕で大きいです!
立っている像のうち4体が王で、2体が王妃らしい。
ここでもアピールが凄いですね。
ちなみに彼は、この時代には珍しく身長180㎝代で、90歳まで生きたらしい。
生命力半端ない!
ラムセス二世、後日紹介する他の場所でも見すぎてめちゃめちゃ調べちゃいました笑。
2時間ぐらい自由時間で、10時頃になったらバスに戻って帰ります。
本当にこのぐらいから猛烈に暑いです!
人もどんどん減って行きます!
▲屋根がある場所が神!
後ろの湖もめちゃめちゃ綺麗でした。
これが例のダム建設でできたナセル湖です。
2時間って短いかなー?とも思いましたが、2時間あれば十分でした!
まとめ
実はここ、遠いし実は行くか迷ってたのですが、行って良かったです。
やっぱりこのサイズ感を肌で感じられたことが一番!
昔にこんなの造っちゃった事もヤバいし、今の時代にこれを移動させられちゃう事もヤバい!
人間て半端ない生き物ですよね!w
皆さんも素敵な旅をー!!
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