最近、今、世の中がすごいスピードで変わってきているので、
この先10年後、20年後は驚くべき変化を遂げていて、この先は全く読むことができないと、
よく耳にします。
確かに、i phoneだって、10年前までなかったわけだし、自分が学生の頃はまだガラケーで、携帯を中心に自分の生活もガラッと変わった思う。
今はまだ30代だし、しばらくは大丈夫だとは思うけど、
この先、頭の中が、柔軟に対応できなくなってしまうんじゃないかなと思い、
もっと、頭も体も、対応できるようになりたい。
特に頑固になりたくない。
そう思った時、たまたま手に取ったのがこの本でした。
著者の柳澤大輔さんはソにーミュージックエンタテインメントを退社後
合資会社カヤックを友人3人と設立。
「サイコロを振って給料を決める」などの
ユニークな社内制度や毎年100以上の新しいサービスを世に送り出す
クリエイティブな組織作りで、
若手経営者としても注目を集めている方です。
この本は、タイトル通り、アイデアについて書かれた本です。
読んだ後、アイデアについてのイメージが変わり、
そして、頭も柔軟になる事ができた。
きっとあなたの頭の中も柔らかくなるでしょう。
さっそく、紹介していこう。
①とにかくアイデアを出すこと
いいアイデアを一つあげろと言われて、あなたは良いアイデアがすぐ浮かびますか?
多分、しっかり考えて練らないといけないという考えが頭に浮かぶと思います。
しかし、著者の柳澤さんが書いているように、
良いアイデアにしなきゃと思うことがプレッシャーになり、
結果アイデアに詰まってしまう、ということです。
なので、まず質は考えずに、とにかくアイデアを、量産すること。
100個あげて99が変なアイデアでもいいからあげること。
そうすることで、頭が柔軟になり、結果良いアイデアに行き着くということだと
言っています。
確かにそうだと思うことがあります。
僕は本を読むのが大好きなので、1週間で、1-2冊ぐらい読むのですが、いつも最高な本に巡り合うわけではありません。
自分の求めてるものとちょっと違うなと思うことがあります。
ただ、「なんとなく良さそう!」っていう気持ちで、何百冊と読んでいくにつけて、
自然と良書に巡り合う確率が上がってきたように思います。
読書にしろ、スポーツにしろ、アイデアにしろ、まずは数をこなすことが質の良い結果を導き出すことができるんだと言えますね!
②アイデアを出し合う時は、認めてあげること
次に、1人ではなく、チームで、仲間で、会議でアイデアを出す場合、どうすると、良いか?
その中で、1つなるほどと思ったことが、
アイデアを出す時にルールを作るということでした。
そのルールとは、「必ず誰かのアイデアを否定しないこと」です。
とにかく量を出していけば、当然、それはないっしょ!無理があるよ!と思うアイデアもたくさん出てくるかと思います。
そんなとき、「それ良いね!」「もっと聞かせてよ!」と言われたら、あなたはどう思いますか?
ついついもっと伝えたくなってしまうんじゃないですか?
僕だったら、調子に乗って、もっと良いアイデアだそう!もっと言いたい!となってきます。
これが、ミソだと柳澤さんは言います。
例えば、友達同士が仲良くいっているとき、会社の同僚とうまくいってるとき、
そんな時は、お互いを尊重して、理解しあっている時だと思います。
それと同じように、お互いを理解しようと、「それいいね!」と伝え合うことが、
良いアイデアを作り出す秘訣だと思います。
この本を読めば、あなたもアイデアを出したくなって、仕事も、プライベートも、もっといい循環が生まれていくことでしょう!
③自分が面白いなと思ったこと
最後に少し、面白いなと思ったことをあげたいと思います。
それは、「神様へのフェイントをする」ということです。
人の行動は、神様が見ていて、神様が運命も把握してるよ。っていう前提があるとします。
(↑こんな発想自体、柳澤さんって頭が柔らかいなと思います)
それを裏切るっていう遊びです。
それによって、運命が少しずれて、何か新しいことが生まれるかもしれない!
という発想です。
これを読んだ時、柳澤さんって、本当に発想力が豊かで、場合によっては、変人だねって言われるんじゃないかなと思ったぐらいです。
しかし、それぐらい変わったこと、新しいことを生み出していくことが、
普段の生活や、今後の未来を変えていく、
原動力になるんだなと思います。
僕も、今日、神様にフェイントをかけて、毎日に刺激を与えて行きたいと思います。
まとめ
この本を読むことで、発想力が豊かになり、
あなたの毎日が新しいものになっていく。ポジティブに変わっていく。
そんなワクワクする本です。
人生生きてると色々なことが起こりますが、
この本を読んだ後なら、考え方、見方が変わって、大体のことなら、なんとかなるだろう!
そう思える、良書でした。
毎日の生活が淡々としている。
新しい考え方で、仕事もプライベートも、改善していきたい。
人と違った考え方を持ちたい。
そんな方にとてもオススメな一冊です!